老人ホームには、エントランスなどにピアノが置いてあるところが多いです。
施設にピアノを導入することは、どういった目的やメリットがあるのでしょうか。
また、ピアノは飾りの置き物だけでなく、実際にさまざまなシーンで活躍します。
ここでは、老人ホームのピアノについてメリットや使い方アイデアについてまとめました。
ピアノを置くメリット
老人ホームにピアノを置くことは、癒しや交流、認知症予防などさまざまな目的があります。
心に響くピアノの音色は、入居者にどんな効果を与えるのか見ていきましょう。
心の癒し
ピアノの音色は入居者の感情を刺激し、感動や幸福を感じて心の癒しにつながるのは大きな魅力です。
老人ホームでは、時には演者によるピアノ弾き語りなどの余興が行われるほか、職員が弾いて入居者が合唱することもあります。
施設で過ごすことでの退屈さやさまざまな負の感情を忘れることができるひとときです。
ピアノはメロディを奏でる楽器なので、ポピュラーからクラシックまで幅広い曲を聴けて、入居者もリフレッシュできることでしょう。
コミュニケーション促進
老人ホームのピアノを置くことは、音楽を通して入居者同士やスタッフとのコミュニケーションを取るきっかけになるのもメリットです。
施設で職員がピアノ伴奏をして歌うような企画や同好会に入居者が参加することで、みんなとの交流が持てます。
ピアノのおかげで入居者が他人と話すきっかけになり、仲間の輪がもっと広がるかもしれません。
また、コミュニケーション促進は脳に刺激を与えるので、認知症予防にもつながります。
認知症予防
ピアノの存在はさまざまな観点から、認知症予防になります。
前に述べたように、ピアノを通して入居者同士やスタッフとのコミュニケーションが増えて、脳に刺激を与えることも一つです。
また、ピアノに合わせて懐かしい曲を歌うと、過去の記憶を呼び起こすこともできます。
リズムを取ることも脳の活性化につながりますし、ピアノは脳を若返らせるサポート役にもなるでしょう。
多目的活用
さらに、誕生会でお祝いの歌を歌う時やBGMの演奏が必要な時など、さまざまなシーンにおいてピアノがあると便利です。
アップライトではなくとも、電子ピアノであればメンテナンスの手間がかかりません。
自動演奏機能により、必要に応じてBGM演奏を奏でることができるのもメリットです。
施設内に心地良いピアノのメロディが流れて、老人ホームの雰囲気も明るくなります。
入居者が自由に弾ける時間を作るのも良い案です。
ピアノを使った企画アイデア
ピアノを使っての企画イベントをご紹介します。
懐メロ歌唱
スタッフなどのピアノ伴奏に合わせて、懐かしの昭和の名曲や動揺などをみんなで歌います。
入居者の若かりし頃の曲を選べば、みんな懐かしさに熱唱すると共に思い出話にも花が咲くことでしょう。
ピアノリサイタル
ピアノの講師やボランティア、職員スタッフなどによるピアノ演奏会を開きます。
地域の音楽団体や学生、バンドマンなどを呼んで演奏してもらうのも一つの方法です。
ピアノの弾き語りやミニライブも人気企画です。
コーラス合唱イベントや同好会
老人ホームでは、コーラス同好会などでピアノ伴奏に合わせてみんなで歌います。
アルトやソプラノのパートに分けて、ハモることができれば素晴らしいです。
発声することは腹筋や呼吸法を鍛えることにもなりますし、明るい表情づくりにもつながります。
季節の行事
施設内にいても四季を感じることができるようにと、季節の行事が行われる際にもピアノが活躍します。
春夏秋冬の季節の曲を、ピアノでの演奏や弾き語りのほか、みんなで歌うスタイルも良いでしょう。
春は「桜」、夏は「七夕」、秋は「小さい秋見つけた」、冬は「きよしこの夜」などの名曲があります。
入居者の自由演奏
入居者の中には、ピアノが弾ける人もいるかもしれません。
自由にピアノを弾くことができる時間帯を作ることで、指先を使って脳の活性化にもなります。
楽器を演奏することは非常に認知症予防に良いとされているので、ぜひとも入居者の自由演奏の時間を取りたいものです。
参考サイト
介護士必見!ピアノが役立つ、意外な仕事 – たかぎピアノ教室
まとめ
ピアノがあることで、老人ホームに素敵な音色が響き、入居者の心と脳に刺激を与えることができます。
コミュニケーション促進や認知症予防にもつながる、重要な役目を担う存在だとわかりました。
いろいろな企画にピアノを取り入れて、音楽が生み出す力をみんなで感じることができれば何よりです。
以上、老人ホームにピアノを置く目的やメリットについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
