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老人ホームでの財産管理について

老人ホーム,イメージ

老人ホームへの入居を検討されている方の中には、財産管理がどうなっているのか気になる方も多いでしょう。

入居者本人や家族が安心して生活できるように、現金や預金などの金銭管理をどうするべきか事前に理解しておくことが重要です。

今回は、老人ホームにおける財産管理の方法についてご紹介していきます。

目次

施設の安全性と周辺の治安

老人ホームにはさまざまな人が出入りをするため、現金や貴重品の盗難リスクもゼロではありません。

施設周辺の治安や安全性をチェックすることや施設内に防犯カメラや鍵付きロッカーなど、セキュリティ設備がしっかり整っているかをあらかじめ確認しておくと安心です。

入居者本人や家族が、見学の際に防犯設備や非常時の対応マニュアルなどをチェックして、安全に暮らせる環境かどうかを判断しておくことをおすすめします。

老人ホームでの財産管理

老人ホームに入居する前には、入居者本人や家族が預金口座や年金、保険、貴重品などの財産をある程度把握しておくようにしましょう。

老人ホームでは、紛失や盗難のリスク、入居者同士のトラブルを防止するために多額の現金や通帳を持ち込まないように指導されることが多いです。

そのため、本人が直接管理できない場合は、家族や施設、外部の仕組みなどを利用して財産を管理することが必要になります。

家族による管理

一般的には、家族が本人に代わり財産を管理されることが多いです。

施設費の支払いや銀行での手続き、お小遣いの準備なども行っています。

ただし、家族が遠方に住んでいる場合は財産管理の負担が大きくなり、定期的な送金などが手間になってしまうことも少なくありません。

老人ホームによる管理

老人ホームによっては、「財産管理委任契約」を結んで現金やお小遣いを預かるサービスを提供しています。

契約内容によっては、施設が必要に応じて現金を渡すことや物品購入した際に充てるといったことが行われます。

この際、トラブルにならないように事前に預かり金の取り扱いについて、複数の職員で管理できているか、個別の金銭出納帳はあるかなどを確認されておくと良いでしょう。

施設ごとにルールは異なりますので、通帳や印鑑を一切預からないところもあれば、契約に基づいて預かるケースもあるというのが実態です。

参考サイト

財産管理委任契約について | 鈴鹿・四日市相続遺言相談室

通帳や印鑑を施設に預ける場合

自身で管理するのが難しく、万が一老人ホームに通帳や印鑑を預ける場合は、必ず書面上の手続きが行われます。

契約書や依頼書には、入居者からの依頼や承諾、管理方法の詳細、家族や身元保証人への定期的な報告といった内容が盛り込まれています。

本人や家族は、施設がどのような体制で管理しているのかを必ず確認しておくことが重要です。

外部サービスを使用

施設へ通帳や印鑑を預けることに不安を感じる場合は、外部の仕組みを利用することも可能です。

代表的なのが「日常生活自立支援事業」です。

この事業は、厚生労働省が進めている事業であり、市町村の社会福祉協議会が実施主体となっています。

預金の払い戻しや解約、生活費の管理などをサポートし、認知症など判断能力が十分でない方でも安心して生活ができるよう支援されているのです。

利用には少額の利用料がかかりますが、公的機関が運営していることで、不正やトラブルの心配が少なく、安心して利用できます。

参考サイト

日常生活自立支援事業 |厚生労働省

まとめ

老人ホームでの財産管理は、家族や施設、外部サービスなどあらゆる方法があります。

通帳や印鑑を預けられるかについては施設ごとに異なりますので、契約内容や施設における管理体制などを事前に確認しておくと良いでしょう。

信頼できる管理方法を選ぶことで、入居者本人も家族の方も安心して暮らすことができます。

以上、老人ホームでの財産管理についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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