老人ホームの中でも近年注目されているのがユニット型です。
従来型と異なり、少人数制でアットホームな雰囲気があり、入居者一人ひとりの生活リズムや好みに合ったケアが提供されています。
今回は、ユニット型の特徴や従来型との違い、メリット・デメリットについて解説してまいります。
ユニット型とは?
ユニット型は、10人ほどの少人数グループ(ユニット)ごとに生活空間を分けてケアを行っている特別養護老人ホームです。
元々福祉大国であるスウェーデンで誕生した方式であり、「新型特養」と言われています。
各ユニットでは、専任の介護スタッフがそれぞれ担当されているため、顔なじみの関係が築きやすく、入居者にとって安心感を与えることができます。
また、入居者の好みや生活リズムに合わせたきめ細やかなケアが可能になるでしょう。
従来型との違い
ユニット型と従来型との違いは、生活の規模や雰囲気にあります。
従来型の場合は、1部屋に4人ほどの入居者が生活することが多いです。
大規模な施設で多くの入居者をまとめて管理しているため、食事や入浴の時間はどうしても施設全体のスケジュールに合わせることが多くなりがちです。
一方で、ユニット型の場合は、10人ほどの少人数で生活しており、さらに全室個室でプライバシーも確保できます。
また、特定のユニットに専任スタッフがつくようになっているため、入居者一人ひとりに合わせたケアが実現でき、自宅にいる時のようなアットホームな雰囲気の中で過ごすことができるのが大きな違いです。
参考サイト
ユニット型のメリット
ユニット型には、どのようなメリットがあるのでしょうか。
個別ケアがしやすい
ユニット型は、個室が用意されているため、一人ひとりの生活リズムや状態に合わせた個別ケアがしやすくなっています。
プライバシーも守られており、落ち着いた生活を送れるでしょう。
共有リビングを活用することでほかの入居者とのコミュニケーションも生まれ、ストレス軽減も期待できます。
家族が訪問しやすい
個室があることで、複数人で共同生活を送る従来型と異なり、ほかの入居者に気を遣う必要がありません。
家族もいつでも気軽に施設を訪問でき、入居者の様子を頻繁に確認したいという場合にも最適です。
スタッフとのコミュニケーションが取りやすい
ユニット型は、入居者ごとに専任スタッフがつくため、入居者とスタッフの関係が密になり、信頼関係が築きやすく、安心感を得ることができます。
ユニット型のデメリット
一方で、以下のようなデメリットもあります。
入居者間でのトラブル
少人数で生活するが故に入居者同士のトラブルが発生すると居心地が悪くなりやすく、関係の修復も難しくなることがあります。
入居者同士の交流をできるだけ避けたい場合は、完全個室タイプの有料老人ホームや交流がほとんどない施設を検討されると良いでしょう。
費用が割高
ユニット型は、原則個室であるため、従来型に比べると月額利用料が高くなる傾向があります。
施設によっては、従来型個室に比べると5万円ほど高くなってしまうケースもあるでしょう。
初期費用や月額利用料が安い民間施設と比べてほとんど差がない場合もありますので、費用をできるだけ抑えたい方は民間施設も含めて比較されると良いでしょう。
まとめ
ユニット型は、少人数でアットホームな雰囲気の中で個別ケアを受けられる点やプライバシーが確保しやすい点が魅力です。
入居者間のトラブルや費用の高さには注意が必要ですが、安心で快適な暮らしを求める方には最適ですので、ぜひ検討されてみてはいかがでしょうか。
以上、老人ホームのユニット型についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
